プログラミング基礎

学生時代、こういう授業がありました。変数だの配列だの言語に捕らわれないプログラミングの基礎知識を学んだのはこの時です。学校の授業なんで実務に役立つレベルかというとそうでは無かったんですが、どっぷりつかるきっかけにはなってます。

んで、10年近くプログラミングやってるのに基礎能力が新人同様の人がいたんです。「テストしたんですかー?」「なんかコピペばっかなんですけど」「オブジェクト指向って言葉知ってるのかなぁ」「.NETはやったこと無いって言ってたけど、Javaはあるって言ってたのになぁ」そんな会話を聞いていると根本的な知識を学んでない人なんだなと思いました。

「テストしたのかなぁ」なんてのは私が新人の頃よく言われていた事です。コンパイルして動かしてみて"動いたら"OKにしてましたもん(^_^;。テストってなんですか?という新人でした。想像を絶する"できない人"だった事を思い出すと…プロジェクト首になったのとか今でもショックですもん。だけどまぁ、それをバネにいろんな人の力を借りて基礎を教えてもらいました。おかげで今は"ウルサイ人"になってます。変数名ひとつでウルサイんだよと(^_^;

私が知っているとある新人教育は「EclipseJavaの基礎を勉強」みたいなもんで、随分と階段をすっ飛ばしています。テスト方法も「JUnitでテストの基礎を勉強」って、そりゃEclipseの使い方とかJUnitの使い方を「慣れる」もんで基礎の習得にはならないだろうと思ってます。もちろん効率を上げるためにそういうツールを使って基礎を勉強するのはアリですが、私は古い人なのか最初は職人ちっくに「テキストエディタとコンソールで!」な人です。教えてくれるだけで幸せな事です。ふつーは仕事の時間外も使って独学しないとナカナカ深くは会得できません。そして実務で身にしみこませると。

土台が広くて硬くないとその上に乗るものも小さくて崩れやすい。積めば積むほど不安定になっていく。いざ土台を強化しようとしても既に積んだものが邪魔(頑固)で土台を作り直しづらい。

私も"なんとかなっちゃってる"だけでプログラミングの能力はまだまだまだまだです…(涙)目標達成のために何をすべきかちゃんと見てがんばらんとね!言うのは簡単だけどムズカシイヨ(´・ω・`)