見上げるとそこに

素敵な眺めだなって思った。

人は落ち込んでいる時、必ず下を向いている。嬉しい時の視線は決して下を向いていない。私は上を見るのが大好きだ。外で上を見ればそこには空がある。雲があったり、太陽があったり、星があったりする。毎日違うものが見える。室内だって天井がどうなっているか、そこになにがあるか、普通には気づかないものがたくさんある。そんな小さなものに気づくかどうか、それに気づいてどう思うかは自分で決める事だ。私はいつも何かを見た時に思う。

ああ、いいなって。

なんでも良い所を探してそこを見ている。今日の私も充実した仕事を終えて、次のお仕事へ向かう途中、ふと見上げてみたらこんな景色が広がっていた。そして気づいた。ここの奥にはもっと綺麗な景色が広がっている。さすがにそこまで寄り道できなかったから次の機会にしよう。

どうだろう、見に行ってみたくない?
日常には無い景色がそこに広がっているから。