文字は思いの片鱗でしかない

#後記を先頭に持ってきてみた。
公の場で何かを書き出すのは情報の共有、自己アピール、反応を見るという楽しみなどがある反面、こういう難しい事もからんでるということで。

思っている事を全て文字にするのは不可能に近い話。だから何かの話題を文字に書き出すと、書き出せていなかった部分は読み手に補完されてしまう。例えば「なんてすばらしい事を言うんだ、本文には書いてないけど、あの人の事だからこう考えているはずだ」とか「あの人はああ言う事を言っている。考えは良くわかった。でもあの考え方はまだまだだね」とか。書いた事だけが捕らえられ・評価される。書いてない事は読み手に補完される。日記が恐いと思う理由のひとつです。だから下手な事書かない方が良いんですけど・・・書き出し始めると止まらなくて・・・。

でも、思った事は率直に聞いてもらったり、つっこんでもらったりすると、またその考えを書く事ができます。教えを請う事もできます。自分で努力する事もできます。だから私はコメント歓迎。メールも歓迎します。私は日記を見て、それがその人の思い全てだとは思わないようにしました。書き出さなかったけど、思っている事は必ずあるはず。良い評価はかまいませんが、悪い評価というのは簡単に判断できるもんじゃないです。文字を見て、疑問に思ったならば、それは疑問です。「どれそれを見て、なになにについて私は疑問に思ったのですが、どう思っているんですか?」と聞けば疑問解消されるものなので。やっぱり最初に思った感情を素直に持っておくのが良いようですね。自分一人の中で疑問を解消し、良い方向や悪い方向に勝手に解釈するよりは、それ以前に思った”疑問”という気持ちをそのままぶつけた方が自分のためにもなりますし、相手のためにもなります。文字だけじゃなくて実際にしゃべると、違いが分かる事がありますよね。しゃべってる方が遥かに情報量多いし、ツッコミやすく、フィードバックもすぐ受けられる。文字の方が理論的に記述されていて、まとまっているという事もあると思いますけど(^_^;