成功に憧れる

すごい人を見て憧れるっていうのは、その人の成功している面だけを見て憧れているというのがあると思います。松下幸之助の本も結果だけ見ているとドンドン成功していて、見ていて気持ちの良いもんです。そこだけ見て憧れる気持ちも良く分かります。あるできるプログラマがいて、世にも評価されていてとても成功していると、”私もあんなプログラマになりたいな”と憧れます。憧れるのはOKです。目標にするのもOKです。でも成功を花と例えるなら、花だけ見てマネしようとしても駄目だと思います。花には地味に茎があり、見えない所に泥まみれの根があります。

根を張り、茎を経験が伝わり、花を咲かす。根も茎も見ず、花に憧れて花になった人は、すぐに引っこ抜けますし、いずれ枯れてしまいます。一見地味な所、泥にまみれた所が一番重要だと思います。広く張った根、太くて折れない茎、それに咲く美しい花。それが目指すべき姿なのかなと。花は結果でしかありません。根を張り、茎を太くした結果、立派な花が咲くもんで、なにもせずして咲く花なんて無いんです。成功は結果で、過程が大事。綺麗な所が一番目立つが、重要なのは見えない所。そんなことを電車に乗りながらふと思いました。

#追記:そういえばこの辺にも同じこと書いてました。