2駅ルール

via http://ameblo.jp/shibuya/
サイバーエージェントの福利厚生制度らしいんですが、これはイイと思った!

会社がある場所から2駅以内の賃貸物件に住めば家賃補助が月に3万円もらえるという制度です。

最も単純な例は、通勤で片道1時間、交通費で月3万円かかる社員がいたとして、その社員がこの2駅ルールに適用されるよう引越ししたとしたら、会社の出費は変わらずにその社員の通勤時間が短くなるわけです。

通勤時間が往復で2時間減りその社員に時間が2時間+αされるわけです。社員はその2時間を睡眠や趣味や家族サービスに当てる事で日々の生活に良い影響があるでしょう。その良い影響が仕事にも良い影響が出るだろうと期待できるわけです。会社も社員も幸せになれそうな制度ですね。

まぁもし私が社員だったとして、デメリットを挙げるとしたら終電の時間が遅くなるという事ですね(笑)いままでなら23時で「終電なんで帰ります!」と言える事があったとしても、今後は0時にならないと「終電なんで!」と言えなくなるわけです。それでも1時間遅く会社にいたとしても、前よりは1時間通勤時間が短くなっているので1時間のプラスなわけです。

長すぎる通勤時間ってなんだかもったいないなぁと思います。往復2時間かけてたら月40時間も通勤してる事になります。40時間っていったら、1週間分の仕事時間に値するわけです。通勤中にできる事は限られていて、会社や家に居る時と全く同じことはなかなかできないでしょう。私の場合は読書に割り当てています。睡眠に割り当てる人もいるでしょうし、ノートPCを広げて仕事をしたり、考え事をする時間になる人もいるでしょう。それでも私は月40時間の通勤時間は多いなぁと思えます。

だったら引越して通勤時間を往復で1時間に減らして1日1時間の時間を得ます。まさにお金で時間を買うって感じですが、無駄と思える長すぎる通勤時間を適度な時間まで減らせるなら高い出費じゃないと思えます。1日1時間、週で5時間、月で20時間、年で240時間。こう見ると1時間の通勤時間でも結構バカにならないですね(^_^;

最適な通勤時間ってあるんですかね。私は片道30分くらいがいいなぁと思ってます。10分じゃ本を読むのに集中できないし、20分だと物足りない。40分だとちょっと長いかなと思ってしまうので、30分がいい感じです。

2駅ルールのいいと思う所は、2駅圏内って所もですね。会社から2駅離れているというのは私にとって良い距離感です。私にとって終電というのは帰る決心をさせるのに重要な役割を担っていますので(苦笑)電車がなかったらず〜〜っと会社にいちゃいそうですよ…。電車に乗って家に帰る。これが仕事モードとプライベートモードの境界になっています。

サイバーエージェントは入社5年を超えると、どこに住んでいようが毎月住宅補助5万円が支給されるどこでもルールというのも新設したらしい。これ2駅ルールを生かしてますね。