リソースの多重管理

かなり長い会議になり、結局一元管理できないという結論に至ってしまいました。

私の意見はグローバルな所にリポジトリを置くのが開発者もリリース管理者も楽であるというものだったのですが、やはりインフラの問題が解決できずチェックアウト、チェックインは離れた所にいるライブラリ管理者が行うという人力になってしまいました。

それでも開発者とライブラリ管理者とリリース管理者の負荷を減らす工夫をしましたが、バグ修正やら次期リリース時期やらサブシステムの結合などの条件が複雑にからみあっているので、ここにうまくまとめた結論を書けないでいます。

少なからず時期によって管理方法が異なり、リリース前のバグ修正と次期開発の開始と次期開発着手後の前バージョンのバグ修正とリリース後のバグ修正と多数拠点による同時メンテとサブシステムの統合と…ぐふぉぁ、もう頭の中で整理しきれません。議事録が上がってくるのを待って、もう一度手順を確認します。

マスターのリポジトリがひとつ。各拠点にもリポジトリがひとつ。それぞれのリポジトリにはライブラリ管理者がつく。ライブラリ管理者同士がモジュールの交換を行う。そんなめんどくさい手順を踏むものですが、一応整合性は取れていて、モジュールの管理はできます。

少なからず5拠点…リリース先も含めると6拠点以上。パッケージが明確に分かれていて、リリース時期やら作業範囲が明確だったからこんな人力でもうまくいきそうですが、いつもこうとは限らない…早くインフラの整備を(T_T)

リソース管理を一手に引き受けてくれるのがバージョン管理システムだと思うんですけどね。凝固に守られた環境では機能を発揮できない事も多々あり。正論で言えば「ありえんやろ!」「なんとかしる!」なんですけどね…私もだだこねたんですけど、力及ばず。何を言えば誰もが納得するのか、答えを持ってないんです…。

理想は分かるんですけど、どこまで理想に近づけられるのか。それとも理想を現実に近づけるべきなのか…それが今日出た結論ですけど、やっぱり理想には遠いなぁ。