職場の雰囲気を変える方法
下から上を突き上げる方法と、上から下に浸透させる方法があるかなと。
現場でオーラを出して、雰囲気作りをして、上を変えようとしたってそう簡単には変わらない。だから上に立って全体を変えるんだ。私は下っ端のコキ使われる立場からプロジェクトに入って、打ち合わせや仕様の決定時にいろんな提案をしていたんです。「余計な事を言う奴がいる」と思われてたかもしれませんが、今はちょっとした相談がまわってくるようになりました。そして今、間違ってると思う事に正面衝突中。
- 打ち合わせを夜(例えば19時から22時までとか)から始める
- 夕方になるとコンビニで買ってきた晩御飯が机の上に用意されている
- 休日もスケジュールに含まれている
- 休日はスケジュールのバッファだと言っている
- 残業が当たり前だと思ってる
- 定時に帰るのは非常にきまずい雰囲気がある
- 定時に帰ると帰るの早すぎと言われる
私はこういう黙認されてきた「仕方ない」事を「あたりまえ」にしないようにがんばってます。
私も定時帰宅にはちょっと偏見を持ってましたけど、当然の権利じゃないですかね。やる事終わってて、ちゃんと規定の時間を過ぎたなら、帰っても良いはずです。逆にやる事終わってないなら帰っちゃいけません。ただし、あきらかに自分にとって難解すぎる仕事を割り当てられていて、あきらかに間に合わないスケジュールを組まれている場合は、ひーひー言いながら作業する前に、根本的にスケジュールと担当の割り振りを見直すべきです。
プロジェクトでめちゃくちゃ優秀な人がなぜ定時に帰れないのだろう?と思うと、優秀な人の所にはたくさんの仕事が集中していて、その人だけではまわしきれなくなってる。そんな事関係なくスケジュールは組まれていて、担当する人に合わせたスケジュールではなく、納期にあわせたスケジュールを引いてあるから無理が出る。
プロジェクトの雰囲気が良くならないと、出る結果も出ないし、みんなのモチベーションが上がらない。という事で私は定時帰宅運動実施中(笑)17:30に職場を出ます。帰る時は元気良く挨拶しますよー「お先に失礼しますっ!」って。見知らぬ人も結構返してくれるのでいつも言ってます。つられて帰りましょうよ〜って雰囲気を出しつつね(笑)。
間違ってる事なんて誰だって分かってる。分かってるけど…分かってるけど…。その言い訳を言わなくてもあるべき姿で仕事ができる環境を作りたいですね〜。道のりは遠いですけど、少なからず定時で帰りたいと思ってる人達が、週に1回は定時で帰っちゃう雰囲気が出てきたのは成功の第一歩かな。ちゃんとみんな仕事は終わっているしね。
そう、本来みんな優秀なんだからやる気さえ仕事に向けばちゃんと仕事は終わるんですよ。