同じことなのに、表現の仕方ひとつで随分違う

大きくガラス張りになっているオフィスから、外が見えます。最上階で近くに大きなビルがあまり無いので見渡しがききます。所々に日がさしていて晴れているようですが、太陽が出ている時間に外を出歩く事は無いので関係なかった。

人にはペースというものがあるんだから、朝は何時!夜は…好きなだけやれ。これじゃツライ人もいるのです。私がそうです。早起きはツライです。その代わり夜は何時でもOK。朝まででもOK。かなり寝不足でも活動できる私ですが、早起きだけは苦手です(笑)

自分のペースで仕事ができる事。それが一番効率が良いし、モチベーションも保たれる気がする。ただし、例えば最悪でも何時までに来るとか、決められたことはやり遂げるとか、最低限のルールが無いとだらけてしまう。自由が無い上に、時間を強制的に制限される。これじゃ長続きしません。ある程度のゆとりが無いと駄目ですよね。

そのゆとりがあるから、自由に動けるというのに。「ゆとりの法則」の1ページ目にあるスライドパズル話。9マスあるうち、1つだけ空いているからこそパネルを動かせるのに、最後のひとつまで埋めてしまったら全てのパネルが動けない。ひとつだけ抜けているから、パネルは動けるのです。ただ、動けると言っても上下左右に自由に動けるわけではなく、動ける方向には自由に動ける。だから、パズルとして成り立ってるわけで、なんのルールも無ければパズルとして成り立たないでしょう。

というわけで、個人にはペースがあって、そのペースを活用できるゆとりを仕事に持たせると良さそう。ただし、ちゃんとしたルールを設けないとだらけてしまう。例えば8時に出社しなければいけないと決まっていても言い方一つで随分違う。「8時までに出社する事」、「7時〜8時の間に出社する事」同じ事なのに、幅がある方が自由な感じがする。

同じ事でも言い方一つでやる気につながる事もあるんです。