時間が経てば経つほど大変になる事に対する言葉

「コツコツやればいいのに」

時間が経てば経つほど大変になる事がある。夏休みの宿題なんかを最後になって一生懸命やりだすあの現象だ。学生の夏休みはせいぜい1ヶ月程度。その期間内で積もり積もるものはせいぜい夏休みの最終日付近に大変な思いを重ねれば済んでしまう程度だ。

期限の無い事に夏休み症候群を発生させると本当に大変な事になる。「コツコツやればそんな事にならないのに」。どこからでも出てくる言葉だけれど、本人の思いはいつも「そんなことできていればこんな苦労しないよ」だ。前者は過程について指摘していて、後者は結果のみを述べている。それって前向じゃない。

「いつもそうしたいと思うんだけど、どうしたらいいのか分からないんだよね。だからいつも同じ結果になっちゃうんだ」。まだこの方が前向きだ。問題視していてきっかけさえつかめれば前へ進めそうだから。

過程が最高で結果だけ最悪という事は考えにくいだろう。結果が悪かったら過程に目を向けて前向きな発想をしたら次からの結果はもっと良くできると思う。