Flexはオフショアへ持って行きやすい

もしかしたらFlexをふんだんに使ったお仕事があるかも?ということで、オフショア開発について考えてみました。要件的にFlexがかなり適していますが、Flexだけでは足りない部分があるので、足りない部分はFlashで補うという方向になるかもしれません。全くもって確定した話では無いので、妄想レベルの話です。

さて、FlashFlexの開発をオフショアへ持っていくと考えた場合、どう考えてもFlashは向いてないです…。そんなに多くの人数が必要なわけでもなく、品質と経験(ノウハウ)を重視する(私は)Flashをオフショアへ持っていってもデメリットの方が多い気がします。Flashの開発を外部へ委託する場合は、それなりのノウハウを積んでいる所にお願いしないと私は少々不安感があります。

がしかし、Flexは?と考えた場合、プログラマには非常に浸透しやすいと思います。記述がXMLである事と、Flex Builderの出来が非常に良いからです。VBライクな開発ができるという事は分業も可能だし、平行作業できる人数も多い。Flexの開発に比べてFlashの開発はなるべく平行作業する人数を減らした方が良いと考えます。というより、平行作業へ持っていく前段階を少数精鋭できっちり作る。Flashに限った話ではありませんが、開発の基盤となるような部分は少数精鋭で開発し、人数を使用した平行作業(人海戦術含む)は最低限の品質の保証や、作業のパターン化を行わなければいけないと考えます。

そういった基盤作りから、大量生産の工程を考えるとFlexは非常に開発しやすい言語だと思います。誰にとって開発しやすいかというと、プログラマにとってです。Flashをオフショア開発へ持っていくのは非常に不安がありますし、現場の教育やマネージメントを考えるとデメリットばかり思いついてしまうのですが、逆にFlexは良い事がたくさん浮かびます。オフショア開発に向いてます。ということで、もしもFlexのお仕事が発生し、作業量が莫大だった場合は、中国の仕組みを使わせてもらおうかと妄想に浸っています。

コミュニケーションの方法も分かってきていますし、RIA(Flash,Flex)のおもしろさ、開発の楽しさを伝える自信もあります。たとえ言葉が通じなかったとしても、プログラマ同士のフィーリングで楽しさを伝えてみせましょう。Flexをオフショア開発へ持っていく際の問題となる事項、やるべき事、伝えるべき事、監視すべき事、開発の進め方など、私の頭の中では色々な考えがぐるぐると回っていますが、実際に仕事にならないとこれら考えは書き出さないでしょう(^_^;。是非とも一緒にやりたいお話です。