なんでもない日、そして

まだこんな時間だけれど、とても眠い。もう体が寝る準備万端。お腹も気持ちも一杯だから、今日は十分、もう寝よう!と体が言っている。でも今の気持ちのまま眠ってしまうのはもったいない気がして、もうすこし今の時間を楽しむために起きてる。

今日はなんでもない日のはずだった。でも今日を変えるきっかけはすぐに生まれた。待ち合わせ場所は普通はあまり聞かない電車の中。過ぎ去る電車をホームから目で追い、目的の人を見つけて電車に乗り込んでその場まで行った。言われて初めて知った、ケータイ宛てに居場所を知らせておいたよと。そんなメールを見なくとも、君の姿を見つける事ができたのは、きっと偶然じゃない。

今日は場所に合わせた時間の楽しみ方をした。この場所だからこそ、こういう時間の過ごし方が最も楽しめる。そういう時間の過ごし方。きっと普通ではありえないんだけど、すごく楽しめた。充実した時を過ごしたらいつの間にか外は暗くなっていて、お腹が空いていた。昼間にふと焼肉が浮かんだのを思い出し、牛角でごはんを食べる。カルビクッパは札幌みそラーメンのスープにごはんを入れたやつに思えてしまったが、慣れ親しんだ味でおいしかった。お手ごろ価格でおいしさ一杯、満腹にしてくれた。特にモンブランアイス。秋とはいえ、やるな牛角。すごいおいしかった!

こうして、なんでもない日は幸せな事ばかりで埋め尽くされ、自室の布団に包まると素直に眠気に誘われた。なんでもない日。それは自由にその日を埋める事ができる日。今日はなんでもない日。とても良い日だ。