オフショア開発でのコミュニケーション

以前オフショア関連で中国を訪れた時に、今後スムーズにコミュニケーションを取るには?という事で下記二つの事を実施したわけですが、結果が出てきてとても嬉しい事がありました。

まず前者はとても成功しています。中国側からの大小さまざまな質問メールが1日に何通も届くようになりました。中国訪問前と比べると雲泥の差です。訪問前は音信不通に近い状態で、こちら側から伺いを立てない限り質問なんぞはあまり出てこなかったのですが、実際に会っている時は山ほど質問が上がってきました。その雰囲気をそのままメーリングリストに移行する事に成功したという感じです。最初は投稿頻度もボチボチだったんですけど、雑談投げたり、日本語の間違いを丁寧に英語を使って説明したりして雰囲気がやわらぎました。今は1日に10通以上投稿があるほど情報交換が活発になっています。

さて、もうひとつのチャットコミュニケーションですが、これはQA等には利用しなくなりました。最初の頃は私と中国のキーパーソンが直結してQAのやりとりをして、メーリングリストにフィードバックしていたのですが、今はQAのやり取りはメーリングリスト上でやるようになりました。じゃぁ今は何をやっているか?雑談です。ふつーのコミュニケーションです(笑)実は先ほど23時過ぎに中国の方から話しかけられて「まだ仕事してますか?」「私たちはもうすぐ帰ります」などなど他愛も無い会話を繰り広げました。ただ私の話した「お疲れ様です」「無理はしないでくださいね」というのは意味が分からないそうで、そこは英語での会話となりました。なんか遠く離れているのに意思疎通ができる事がすっごくうれしくてこの記事書いてます(笑)ほんと、インターネットに国境はありませんね。時差はありますが、それより大きいのが文化の違い。今やりとりしている所はそれほど遅くまで仕事をする所ではありません。が、中には今のような時間まで仕事をしている方もいて、そのうちの一人の方と帰り際に会話しました。だれだれさんと、だれだれさんも今から帰る所です。とかそういう会話をしていると中国に滞在していた時を思い出します。距離は遠くともなんとなく身近に感じちゃうって気持ちです。そんな感じでオフショアでのコミュニケーションは成功しています。もちろんプロジェクト自体もうまく行っています。このまま行けばバッチリ成功を収められそうです。やっぱりコミュニケーションは大事ですね。もちろん国内外問わずです。