モチベーションの維持。短期と長期

長くなっちゃったから、折りたたみ(^^;
例えば今取り組んでいるプロジェクトのチーム全体のモチベーションは、プロジェクトの終了・成功へ向けて維持させようと日々活動していますが、これは一時の「盛り上がり」でしか無いんじゃないかと思いました。短期のモチベーション維持・上昇なら、エサで釣るような事(ドーピング)もできますが、それが長期になった場合は通用しないものではないだろうかと考え始めました。

今のプロジェクトはやる気まんまんで、良い雰囲気が充満していますが、このやる気に満ち溢れた雰囲気を1年、3年、5年と持続できるか?と言われると少し自信がありません。そこまで長期を見越した活動を意図してやった事が無かったので。3ヶ月〜6ヶ月くらいなら、山あり谷ありではあっても全体のモチベーション、成功への意思は今のやり方で持続できるものだと思っていますが、それが1年や3年となった場合、違うアプローチ方法、又は根本的にモチベーションを底上げするアプローチをするのではないかと思いました。

「3ヶ月先の成功を目指して、今をがんばろう!」これくらいなら、みんなの意識を3ヶ月後に向けるのはそう難しく無いと考えますが、1年後となるとこれだけじゃきっと駄目ではないかなと。いくら飲みに行ったとしても、仲良しになったとしても、途中でだらけてしまったり、落ち込む事があると士気が落ちてしまうのではないかと考えています。どちらにせよ長期というのは、中だるみがあるはずなので継続的に活動する必要があると思っています。

モチベーション維持活動。この活動の事をファシリテーションと呼んで良いものかは詳しくないので判断できないのですが、みんなのやる気を高めてそれぞれが得意とする分野の仕事を振る。個々の力は高いはずなので、いかに作業効率を引き出すか。雰囲気作りも含めて、仕事を円滑にこなすための土台作りを総称して仮にモチベーション維持活動と呼んでいます。

では長期目標に対してどうやってモチベーション維持活動を行うか。たぶん仕事に対する意思の底上げからじゃないかと考えています。「なんとなく仕事をしている人」というのは確かにいて、指示された事しかやらない・できない、自ら進んで作業をしようとしない、自分の作業範囲を自分で決めて壁を作っている、仕事に対して腰が引けている、人まかせなどなど、根本的に仕事の取り組み方を意識合わせ・定着をさせるのが先かなと。

アプローチ方法は無限にあるような気がしますが、私は成功への強烈な意思と達成したい目標を伝えてみました。何人かは「共感した!」との感想をいただいていますが、チーム全体に伝えたわけではありませんし、定着しているかというと…頭の片隅にはというくらいでしょう。自分を突き動かす意思にはなってないと思います。それでも気軽な雰囲気作りは信頼の積み重ねでうまくいっています。ちょっとした事でチームの雰囲気が崩れてしまったり、不満が爆発したり、険悪なムードに転換したりしないかは、ちょっとヒヤヒヤしながら見ていますが、兆候が見えたらとにかく素早く動くつもりです。答えを何も持っていないのでうまく動けるかどうか…でも、きっと大丈夫!言いづらい事を親切丁寧に、時にはグサッと言う人と、謝るのが担当という役割分担ができていますから(ぉ)

考えれば考える程深いなぁ。目標を達成するために自分を突き動かす強烈な意思がある、強烈な意思は他人から植え付けられたものでなくて自分が心の底から思ったものである、意思をぶつける先・打ち込み先がちゃんとある、自分が責任を認識できる仕事が手元にある、いざという時は頼れる人がいる、仕事をしようと思う雰囲気がある、肌に合った職場の雰囲気がある、などなどなどプロジェクトを円滑にかつ、成功へ導くための要素は山ほどある気がします。思いついた順番に書き出したので、なんか意図が違うのとか、矛盾してるのも混ざってますが、今の仕事に取り組みながら今後の仕事にも生かせるように良い形で実績を残してみようと思います。

まだ手探り状態なので、すぐ近くに答えがあったとしても、自分で悩んでみたい年頃(?)です。