一駅先は新しい世界が広がっていた

「う、う、うぅわ〜」。ほんとそんな感じ。エスカレーターを上がって、少しずつ視界が開けてきた時に、ちょっと上を向いて開いた口から漏れそうになった言葉。

今日は通勤がかなり大変だった。行きが非常に混んでいた。給料日だからかな?帰りも激混みだとつらいから、いつも乗車してる駅からもうひとつ先の駅まで行ってみた。なぜならそこは終点だから。そこからなら確実に座って帰れるので。

でもその駅は初めて降りた駅。駅の案内を見るも広すぎて目的地がなかなか見つからない。でも時間はゆとりがあるし、新しい場所だからと迷子を楽しんでみた。エスカレーターに乗ってフロアを移動していると、少しずつ開けてくる景色。これは広い・・・?広い・・・かも?ひ、広いぞ!うわー、広いぞここは。ということで、アホな顔してふわりと景色を楽しんでみた。時間にゆとりがあるせいで、周りの細かい所まで見る事ができた。

何かあるのかと言われれば何も無いし、無いのかと言われればたくさんある。どれだけのものに気づけたのか分からないが、もっとじっくり探索したいと思った。ここはデートで来てみるのもいいかも。

そんな駅があった。