ごちそう庵 膳三

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「あっ、ここだここだ」。関内駅から歩いて小脇に入った所に目的のお店がありました。10月1日にオープンしたばかりのとても綺麗なお店です。駅のすぐ近くなのに、1本脇道に入った所にあるので、ひっそり感があり、落ち着いて食事をしたい時なんかの穴場です。

まず、お通しにびっくりしました。小松菜のおひたしと、イクラ(上に春菊)なのですが、とても綺麗な器に盛られて出てきました。小鉢1個で出てくるようなお通しではなく、2つの料理がそれぞれ綺麗な器に盛られて、1つのお盆(?)に乗せられ、それだけで1品料理のようでした。

いくらの風味は、普通のいくらのしょうゆ漬けでなく、ちょっと表現が難しい味がしましたが、おいしかったです。他にも揚げ銀杏は、普通の銀杏より粒が大きめで甘みがあり、これも初めて食べた味です。フォアグラと鴨の茶碗蒸しも、普通の茶碗蒸しの味と違い、とても濃厚で、うまく表現できないのですが初めての味でした。とてもこだわりのある料理が多く、一風変わった味が楽しめます。落ち着いて食事をしつつも、普段は味わえない一風変わった美味を味わいたい時はこのお店がおすすめです。ランチも期待できそうです。

料理も素敵でしたが、お店の人も素敵でした。メニューをさっと開いていると、寄ってきて注文を聞いてくれたり、グラスが空いていると何かお持ちしましょうかと声をかけてくれます。とても気配りが行き届いていて、とても気持ちよく食事できました。

唯一口をすっぱくして言うならば、ウィスキーのグラスが私好みでなかったかな。オールドファッションドグラスではなく、カットの多いタンブラーでした。氷もカクテル用の小粒のもので、ウィスキーをカラコロする場所では無いようです。私はウィスキーを飲む時はカットの入っていないつるつるのまん丸なグラスに、大きめの氷を入れてオンザロックで飲むのが好きなのです。まぁ飲んでしまえば同じなので、気分の問題です(笑)飲んだウィスキーはジャックダニエル。ハーパーかVSOPかジャックダニエルと言われたらなんとなくジャックダニエルな気分で、古臭い味(自分にしか分からない表現ですみません…)を堪能しました。