ひたすらにおいしいものが食べたい気分

冷蔵庫からビールを取り出して、プルタブを開けると「ブシューーー」と勢いよく噴出しました。なんと、冷蔵庫の噴出し口付近に置いてあったので凍ってしまったようです。最後の1本だったのでかなり凹んだ…。

そんなわけで、おいしいものが食べたーい!いつでも行けるようにお店だけは探しておこう。適当に探して"これだ"と思ったお店は大抵ハズレないんですよね。いつも"大アタリ"だとは申しませんが(^^;

思い込みは理想化された原則

最初どういう意味なのかさっぱり分かりませんでしたが、例を見るとなるほどと思いました。

「母親に言われた事はきちんと守る必要がある」は、保育園に行って「保母さんに言われた事もきちんと守る必要がある」になり、いつのまにか「言われたことはきちんと守る必要がある」だから「自分が言ったことも、他の人は守る必要がある」となって、「言われたことはきちんと守るべきだ」となる。

「母には反抗しても大丈夫」と思っていた子供が、保育園に行っても小学校でも反抗を放任されていくと、「反抗は見逃される」「自分の思い通りにやってもよい」「思い通りにことは運ぶはずだ」という考えを持つようになるかもしれません

思い込みによる行動というのもあるんですね。そういう環境があたりまえとして育ったんだから、自分じゃそれが良いのか悪いのか判断できないですよね。だから、こういう事を知ったら自分を改める事ができればいいのです。もしもそれが良くないなと思ったら、改めればいいんです。ただ環境的なもので身についたものはそう簡単には変わらないでしょうね。でも必ず変える事はできますよ。変えようと思っているなら必ず。

ココアシフォンケーキにマンデリン

hoso-kawa2005-04-10

日々の喧騒から逃れ、ゆったりとした時間の中に身を置きたくなったのでいつもの喫茶店へ向かった。自転車をゆっくりこいで見慣れた景色を走ると、あちこちに桜があふれていた。その中のひとつがあまりに綺麗で自転車を止めた。なんて桜か分からないけれど、真っ白な花と、ピンク色の花が混じっていて、気が済むまで足を止めて眺めた。

いつもの喫茶店は残念ながらカウンターは埋まっていたので、窓際の席へ。この席に座るのは4度目かな。1人で座ったのが2回、2人で座ったのが2回。回数を覚えているくらいたくさん来ているわけではないけれど、このお店が好きだ。カウンターに座っている人達はマスターの友達らしく、先週の日曜日にお店が休みだったのと関連している人達だった。マスターが楽しそうなのでなんとなく嬉しかった。

いつもはメニューを受け取る前にマンデリンと頼んでしまうんだけど、今日はデザートが食べたかったのでメニューを受け取る。デザートの欄には「店内の黒板をご覧ください」みたいに書いてあったので、席に座ったまま黒板を見る。…よく見えなかった。視力が弱ってたせいか文字が見えないので、席を立って黒板の前まで行く。

実はお店に着く前からチーズケーキを食べようと思っていたんだけど、メニューを見ずして決めるのは、貴重な選択肢を見逃してしまう気がして黒板を見ると、やっぱり!!オレンジシフォンケーキがココアシフォンケーキに変わっていた。迷わずココアシフォンケーキを頼んだ。

しばらくしてマンデリンが来たので、ゆっくり香りを楽しんだ後一口飲む。うまいっ。やっぱりおいしい。はふーってな感じで息を吐き出して、1冊の本を取り出す。今日はゆっくり読書でもしながら、おいしいコーヒーとケーキを楽しもうと決め込んだ。そう、今日は騒ぐような気分でなく、ゆったりした時間を過ごしたかったのだ。読んでいる本はアサーションの本。山ほど目からうろこが落ちた。ついつい読書に夢中になっていると、ココアシフォンケーキが到着。本にしおりをはさんで、シフォンケーキを楽しむ。うまいー、うまい。これぞ至福の時!おいしくてパクパク食べてしまった。

2杯目のマンデリンが到着する頃、私はすごく穏やかな気分になっていた。落ち着いていて、全てにやさしくなれそうで、なんでも受け入れられそうで、自分と向き合っていたような気がした。いい。すごくいい。この時間がいい。たっぷり2時間弱居座った後、席を立つ。レジでマスターと会話して外に出ると雨がポツポツと降り始めていた。

雨もまた悪くないな。そう思えた。